シロアリとは


このページは、今回の神谷氏の講演を聞き私(野澤雅之)が、
自分なりの感想も交えてまとめたものです。

ヤマトシロアリ      イエシロアリ  
シロアリとはいったいどんな生物なのでしょうか?

私も含め建築に関わる人達も、一般のシロアリ業者の方達も正確には知らないのではないでしょうか。 皆その正体もわからずにシロアリ対策を行っています。これは、大変なまちがいである事に、 私は今回の勉強会で気づきました。

私たちが、普通シロアリと思っている白い虫は、シロアリではないのです。一匹、一匹のシロアリは 他の生物では、細胞のようなもので群れ全体で一つのシロアリなのです。
個体のシロアリは、他の昆虫と比べ外骨格は退化しておりとても弱い虫です。 したがってシロアリは常に群れで行動し蟻道、蟻土、泥線、泥被などの外骨格を自分達で作りながら 活動しているのです。
アメーバをイメージすると分かりやすいかも知れません。コロニーが本体で、蟻道が触手なのです。
自然界には単独行動のシロアリはいないのです。これらを使いどんな研究、実験を繰り返してもまったく意味が ないそうです。

蟻道

シロアリはなにを食べるのか?

シロアリは触れた物のすべてをかじるのだそうです。たとえそれが、防蟻処理されていても関係ないそうです。 もちろん最初のシロアリは死んでしまうでしょう、しかしシロアリにとり個体の死はたいした問題では ありません。後ろには、沢山のシロアリが、控えているのです。やがて薬剤は、食い破られてしまいます。
中国にはこんな話が、あります。
銀を収めた倉が、シロアリに襲われ、銀をすべて食べられてしまったそうです。あたりには、銀色に光る シロアリが、沢山いたとのことです。

食害

シロアリは何故存在するのか?

シロアリは何故存在するのでしょうか。彼らを、自分達の住宅を食べるので、害虫と決め付けるのは 私たちのエゴではないでしょうか。彼らは自然の中でとても大事な役割が、あるのです。
羽アリは、他の生物の大事な栄養元となっています。またシロアリは土壌にトンネルを掘る事により 土の中に空気を送り込み、土壌菌の繁殖させ、植物に豊かな土壌を提供します。
木を食べるのも本来は、森の倒木などを早く土に戻す効果が、あるのです。

シロアリとのつきあいかた

ヤマトシロアリとイエシロアリでは付き合い方は、まったく違います。
ヤマトシロアリは「共存を基本とし、家屋に被害を与えるものだけを駆除を行う」
イエシロアリは「人との住み分けをする」
と言うのが神谷氏の考え方です。
シロアリ対策とは、今までのような、マニュアルによる一律な物ではなく、住宅一軒ごとに条件が ちがうので、その住宅にあった対策を考える必要があるのです。また住宅の構造そのものもシロアリの 生態を知った上で、さまざまな工夫をとるのが、重要だそうです。
これからのシロアリ対策は

勉強会を終えて私の感想

いままでCNネットで、行ってきたいくつかの勉強会で感じてきた事と同じ事を今回より強く感じました。
それは、私たちも、自然の一部でありそれを自覚し自然のバランスを大切にしながら生活をする。 という事です。
現在私たちを苦しめている、アトピー、喘息、化学物質過敏症等は、快適な生活を求め過ぎた結果そのバランスを 崩したのではないでしょうか。
これから私たちは、子孫にその代償を払わせる事になると思います。それを少しでも少なくする為に 何か行動を起こす必要が、あると思います。

(野澤)


戻る