ビオトープについて

人類は何千年もの間、自然との穏やかな協調のもとに農業や林業を営んでいました。 ところが、文明の近代化によりその共存関係を破壊し、生態系の多くを失ってしまいました。
1970年代初頭よりドイツなどのヨーロッパ諸国では自然保護の法整備が進み、また市民の積極的参加により ビオトープと呼ばれる自然の側に立った環境整備が、盛ん行われてきました。
我が国では、いまだ自然保護の包括的な法律は制定されておらず、また市民の自然保護意識もかなり遅れているのが、現状です。

ビオトープの目的

  1. 子供達に身近な自然環境を提供し、自然への理解を深め、地球環境の保全に対する意識を芽生えさせる。

  2. 地域から消滅した自然生態系を復元し、滅亡の危機にある生物を復活させる。(ジーンプールとしての役割)

ビオトープとは

ビオトープは、私たちの身近にあった環境を集約的に構成したものです。太陽を中心に、森や林草地などの 植物的要素、池や沼、小川などの水の要素、土などの環境要素を配置したものです。また人家などの人工的 環境要素も、豊富な生態系を維持するためには必要なものです。

(資料は、見学会で、いただいたパンフレットを参考にいたしました。)

見学の感想

今回とても印象的だったのは、後半に見学した、栃山川の護岸復元ビオトープで楽しそうに遊んでいる子供たちでした。 私自身の子供のころを思い出し、思わず笑みがこぼれました。このような環境から自然に親しんでいくのでしょう。

ビオトープを維持するためには、永続的な管理が、必要で私が思っていたよりも大変なものなのだと思いました。 またビオトープを作る為には、ある程度の土地が必要で、周囲の住民の協力が必要だそうです。多様な生態系には 多くの虫が、含まれるので、周囲で畑や、田んぼの所有者から見ると、害虫の生産地と見られるそうです。 かなり広い土地ならば、そのような問題もおきにくいでしょう。都市部では広い土地は難しいので 都市部では、ビオトープではなくビオトープとガーデニングをあわせたビオガーデンを作ったらいいのでは ないかと言っておられました。

今回の見学会は、環境についていろいろ考えさせられ、またとてもおもしろかったです。
(野澤)

戻る